PowerShellで行うActiveDirectory管理について、今回も備忘録的に書いてみます。
皆さんにはありませんか?
突然上司から「30分後に会議があるから部署ごとのADユーザ一覧出して」と言われたことは・・。
そんなときこのコマンドがあれば一発でCSVに出力できます!
初めに行う事前準備
下記のコマンドを実行するには色々準備が必要です。手順は以下の通り。
1.ADサーバのサーバマネージャを開き、「Windows PowerShell 用 Active Directory モジュール」を追加する。(※サーバ再起動求められるかもです)
2.PowerShellの画面を開いて、「Import-Module ActiveDirectory」コマンドを実行する。
上記の準備ができたらPowerSellの画面から下記のコマンドを実行しましょう。
ActiveDirectoryのユーザ一覧を取得する
Get-ADUser -Properties * -Filter * |Select-object 【オブジェクト名】 |Sort-Object 【オブジェクト名】 |Export-csv C:\ADUser.csv -encoding Default
Select-objectとは・・・
設定されているオブジェクトを出力対象とします。
複数指定したい場合はカンマ区切りで。
【オブジェクトの例】
・Name・・・ユーザ名
・Department・・・部署
・ScriptPath・・・ログインスクリプトパス
・LastLogonDate・・・最終ログオン時間
Sort-objectとは・・・
設定されているオブジェクト名で並べ替えを行います。
これも複数指定したい場合はカンマ区切りで。
csvで出力されるので後から並べ替えることはできますが、面倒なのでここでやっちゃいましょう。